小惑星Kokubunji誕生記念イベントの開催支援

宇宙の講演会での質疑応答の様子 (C)JSF

日本の宇宙開発の先駆けとなるペンシルロケットの水平発射実験が行なわれた国分寺市。その国分寺市制施行50周年の記念として、小惑星に「Kokubunji」と命名する提案申請を行う際、NPO法人日本スペースガード協会と日本宇宙フォーラムがお手伝いをしました。2015年2月3日に、国際天文学連合によって小惑星「Kokubunji」として公式決定されました。

小惑星Kokubunjiとなった小惑星87271番(2000 PY3)は、2000年8月3日、美星スペースガードセンターで日本スペースガード協会の小惑星観測プロジェクトBATTeRSにより、やぎ座の方向に18.2等で発見されました。この小惑星は、約4年2か月で太陽の周りを回り、直径は、約4kmと推定されています。

小惑星Kokubunjiが誕生して以来、毎年、国分寺市は小惑星誕生の記念イベントを開催し、その支援をしています。2020年は宇宙の講演会を開催しました。ペンシルロケットから最新の天文学まで、講師の阪本成一教授(国立天文台)と和田豊准教授(千葉工業大学)のお話はとてもわかりやすく、子どもから大人まで宇宙を楽しんでいただくことができました。

毎年継続して、どなたでも楽しめる宇宙や宇宙開発の普及に繋がるこのようなイベントを支援させていただくことは担当者冥利に尽きます。

日  時:2020年2月9日
会  場:cocobunjiプラザ リオンホール
対  象:一般の方
来場者数:150人
主  催:国分寺市