日本宇宙フォーラムが所有する火星隕石「ナクラ」を貸し出します

ナクラ隕石ナクラ隕石(Nakhla meteorite)は火星起源であることが初めて確認された隕石です。そのため、世界で最も有名な火星由来の隕石として、大英博物館、アメリカ自然史博物館など世界各国の主要な博物館で展示されています。

日本宇宙フォーラムはこの貴重なナクラ隕石を所有し、展示用に貸し出しを行っています。また、隕石の貸し出しだけでなく、展示の企画・運営も行っていますので、お気軽にご相談ください。

ナクラ隕石とは?
1911年6月28日、エジプトの町ナクラで発見された隕石です。隕石は上空で40ほどの破片に分かれて落下したと言われています。ナクラ隕石のもととなった岩石は、今から約13億年前に火星の火山活動によってできたと考えられています。その火山地帯に小天体が衝突し、その衝撃で岩石のかけらが宇宙空間に吹き飛ばされ、長い時間太陽系空間をさまよった後に、地球に落下したと考えられています。

事例

・四日市公害と環境未来館 開館5周年企画展「地球の彩りを宇宙から」(2019年)
・岐阜かかみがはら航空宇宙博物館 特別企画展「火星への旅」(2019年)
いわき市石炭・化石館「秋季特別展」(2019年)
広島空港ビルディング株式会社「広島空港宇宙展『月、そして火星を目指して』」(2018年)