生命の痕跡をもとめて、火星の素顔をさぐります

火星は、地球のひとつ外側を公転する惑星で、直径は地球の半分くらい、二酸化炭素を主成分とするごく薄い大気に覆われています。誕生して間もない火星は、大気は今よりも濃く、温暖な気候で、大量の水が存在し、表面は海で覆われていたと言われています。太陽系の惑星の中では、火星は地球に一番環境が似ていて、私たちのような生命が存在した可能性があると考えられています。

これまでに11基の探査機や探査車が火星を目指していますが、生命や生命の痕跡は見つかっていません。「私たちは宇宙で唯一の生命体なのか?」その答えを探して火星探査は続いています。

展示では、火星を徹底解剖し、火星探査の「歴史」と「現在」そして「未来」について紹介します。歴代の探査機によって撮影された画像を中心に探査の足跡をたどる他、「パーシヴィアランス」に関する話題を中心に火星探査の最新事情に迫ります。未来にも目を向け、火星への有人飛行や火星移住について展望します。

主な展示物は、火星起源のナクラ隕石(実物)、火星探査機の取得データを使って制作した火星バルーン(直径2m)や各種グラフィック、映像(日本語テロップ入り)などです。

詳細については、「JSFオリジナル展示企画概要(pdf)」をご覧ください。
ご不明な点は、お気軽にお問い合わせください。

JSFオリジナル展示お問い合わせ

事例

バンドー神戸青少年科学館 夏の特別展「カセイノヒミツ」