2018年度 アポロ展

コニカミノルタサイエンスドームアポロ展2018

展示の様子(提供:コニカミノルタサイエンスドーム)

2018年度は、いよいよアポロ11号による人類初の月着陸から50年目の記念の年にかかりました。このタイミングを捉えて、JSFのオリジナル展示企画「アポロ展」の活用を検討される主催者からの問い合わせが増えました。
提供メニューに関するトピックとしては、目玉展示の一つに火星由来の隕石として有名な「ナクラ隕石」を追加、世界に一つだけのとっても贅沢な地球外物質”月の石・月の砂・火星の隕石”のラインアップが実現しました。さらに、同年はじめにアメリカが発表した「深宇宙ゲートウェイ構想」の進捗や民間企業による宇宙活動の活発化を捉えて、将来の有人月・火星探査の話題をタイムリーにアップデート、関連コンテンツのラインアップが充実しました。

開催のトピックとしては、ご活用いただく目的の大部分が周年記念ということでした。”人類の宇宙開発(探査)の証”として圧倒的な科学的・技術的そして歴史的価値をもって語られるアポロ計画。あれから50年後に当時を振り返りその意味を考える、そして再び前を向いて未来の夢を語るのが「アポロ展」。まさに周年記念という節目において、未来を見据えた主催者が伝えるべきメッセージとしてはぴったりの企画ではないでしょうか。

今年度もたくさんのリクエストに応えるため、主催者の要望や開催場所の環境等に合わせて中身も構築できる「アポロ展」の特徴を活かして、計6件の展示会を支援しました。来場者の合計は4万1千人を超え、各主催者は予想を超える結果に大変ご満足いただけました。2018年度の実績(開催順)は、以下の通りです。

Cocobunji プラザ(国分寺市)
「日本の宇宙開発発祥の地国分寺市で育む『宇宙への夢展』」

会  期:2018年4月1日
会  場:Cocobunji プラザ(約50m²)
来場者数:約1,000人
主  催:国分寺市
トピック:オープン記念事業

北海道情報大学(北海道江別市)
「宇宙展」

会  期:2018年8月10日・11日 (2日間)
会  場:北海道情報大学(約130m²)
来場者数:2,071人
主  催:北海道情報大学
トピック:開学30周年記念事業

KCS大分情報専門学校(大分市)/KCS福岡情報専門学校(福岡市)
「2018KCS宇宙展」

会  期:2018年8月18・19日/24・25日 (4日間)
会  場:KCS大分校(約90㎡)/KCS福岡校(約100m²)
来場者数:1,507人/1,728人
主  催:KCS大分情報専門学校/KCS福岡情報専門学校

さいたま市青少年宇宙科学館(さいたま市)
「若田光一宇宙飛行士講演会」

会  期:2018年9月8日・9日 (2日間)
会  場:1階研修室(約200m²)
来場者数:約1,000人
主  催:さいたま市教育委員会
トピック:開館30周年記念事業

佐賀県立宇宙科学館(佐賀県武雄市)
「月をめざしたアポロ展」

会  期:2018年12月15日~2019年2月11日(49日間)休館日10日間
会  場:企画展示室・ガイダンス室(約200m²)
来場者数:24,950人
主  催:佐賀県立宇宙科学館
トピック:日本で一番早い人類月着陸50年記念展

コニカミノルタ サイエンスドーム(八王子市)
「アポロ展-月をめざした人類の軌跡と未来」

会  期:2019年2月23日~3月31日(36日間)休館日1日間
会  場:2階講義室1・2(約150m²)、1階ロビー
来場者数:9,275人
主  催:八王子市
トピック:開館30周年記念特別展