令和3年「空宙博の日」特別展「ユーリ・ガガーリン物語」支援

2021年3月20日~5月17日に岐阜かかみがはら航空宇宙博物館(岐阜県各務原市)で開催された令和3年「空宙博の日」特別展「ユーリ・ガガーリン物語」の支援を行いました。

この企画展は2部構成で展示され、第1部では、人類が初めて宇宙飛行に成功してから60年という節目を捉え、初の宇宙飛行士となったガガーリンの生涯を振り返りました。第2部では、小中学生に「宇宙飛行士になりたい、月へ行ってみたい」という想いを抱いてもらえるよう最新の宇宙開発情報を紹介し、話題のミッションの様子を盛り込んだ映像や、宇宙飛行士等のメッセージパネルの展示も行いました。

宇宙飛行士等のメッセージパネルの展示

ガガーリン「フォトギャラリー」

 

制作したパネルは計74枚に及び、来場者はその1枚ずつに記された解説をじっくり読みながら会場を進み、その横で上映されている「ガガーリン宇宙への軌跡」、「民間有人宇宙船 クルードラゴン」や「日本人宇宙飛行士の活躍」等、パネルに関連した内容の映像(計5本)に見入っていました。

左からガガーリンの乗ったボストークロケット・帰還カプセルの模型(JSF制作)

左からSLSロケット1/144・クルードラゴン1/48(JSF提供)

 

 

年配の方の中にはガガーリンの打ち上げや来日のことを覚えておられる人もおり、記録等をご覧になられて「懐かしい」と足を止める方もいらっしゃいました。

日本宇宙フォーラムは、企画をはじめ、パネル・映像・模型の制作・提供、展示の設営、広報PR用のポスター・チラシ・冊子の制作等を担当し、特別展のオープン時にはホームページやTwitterによる告知等のPR支援も行いました。

 

日時:2021年 3月20日(土・祝)~5月17日(月)(59日間)
会場:岐阜かかみがはら航空宇宙博物館
対象:小学校3年生以上の一般来館者
来場者数:25,876人
主催:岐阜県各務原市、公益財団法人岐阜かかみがはら航空宇宙博物館
共催:ロシア連邦国際文化科学協力庁
後援:在日ロシア連邦大使館、岐阜県教育委員会、各務原市教育委員会
協力:サンクトペテルブルク歴史博物館、モスクワ宇宙飛行士博物館、K.ツィオルコフスキー記念宇宙飛行史博物館