兼ねてより私はISASニュースの大ファンで、とりわけ楽しみにしているのが『いも焼酎』の連載です。そもそも『いも焼酎』とは?ISASニュースNo.364の「いも焼酎を味わう」に掲載されている橋本正之先生の記事によると、初代編集長の平尾邦雄先生が創刊号で提案されて以来、続いているISASニュースの重要な「本音の情報交換室」とのことです。随筆として、多様な筆者が思うところを自由に書いていただき、その内容は、過去の思い出、お世話になった方へのお礼、貴重な経験を通しての教訓、お叱り、そして過去の経験に裏付けられた今後の進むべき方向への進言など、多種多様なものです。
広報普及事業部ウェブサイトの立ち上げを任され、企画をあれこれ考えている時に『いも焼酎』がふと頭に浮かびました。「本音の情報を発信するブログ」があれば、私たちの活動や思いをダイレクトに発信することができ、かつ社内外のプロジェクトに係る全ての人とより理解を深めることができるのではないか。このような思いで『いも焼酎』をオマージュしたブログを立ち上げ、本家『いも焼酎』のように長く愛される連載に育って欲しいという願いと親しみを込めて『いもけんぴ』と命名しました。
『いも焼酎』の魅力の一つに、民藝を彷彿とさせる味のあるロゴの存在があります。誰が描かれたものなのか気になっていましたが、長いことわからずじまいでした。偶然目にしたISASニュースNo.364で、ロゴの誕生について知ることとなりました。牧島和夫先生の記事「初期ロゴマークたち」によると、先生自らが植物図鑑を見ながらサツマイモの葉をアレンジされたとのこと。絵心までお持ちであることに大変驚きました。
『いもけんぴ』にはロゴがありませんので、この場をお借りして社内外問わず募集したいと思います。本家に負けないような味のあるロゴをお待ちしています。BLOG『いもけんぴ』の今後にご期待ください。
京田 綾子