インターネット配信やオンラインイベント企画のご提案

おうちでまったり宇宙トーク#2

先日は、JSFが企画・配信した「おうちでまったり宇宙トーク」をご覧いただき、ありがとうございました。
ゴールデンウィーク中におうち時間を過ごす皆様に少しでも楽しんでいただきたい、という目的で「おうちでまったり宇宙トーク」というインターネット番組をトライアル配信として、4月30日と5月5日の2回配信しました。
今回はどのような経緯でトライアル配信に至ったのか、今後のJSFのオンラインコンテンツへの取り組み方の展望などをご紹介したいと思います。
・企画~配信まで
・オンラインイベントやってみたい!でもどうすれば?

企画~配信まで

今回の配信は、Slack上での発言が始まりでした。

いまFacebook LIVEとかYouTube LIVEの需要って高まっているのですよね。なんかできそうな予感。

これに反応した有志であれこれ話しているうちに、私から「とりあえずやってみない?」と提案し、企画から配信まで2日間という異例のスピード感(当財団比)で実現したのでした。

さて、とりあえずやってみようということになったら、次は「どんな番組にするか」の企画や準備に取り掛かります。
まず議論したのは、「ライブ配信か」、「録画・編集した動画の公開か」という点でした。
新型コロナウィルス感染拡大の影響下で、JSFとして、これまでリアルで開催していたイベントのオンライン化を企画検討していたこともあり、実現に向けた技術検証が出来る「ライブ配信」を選択しました。配信・リアルイベント両方に言えることですが、ライブの良いところは、やり直しがきかないものの、視聴者(参加者)の方と「そのとき」を共有できる点だと個人的には思っています。

さて、ライブ配信をすることが決まったら、次はプログラム企画と出演者の交渉です。
そもそもどんな目的で誰のためにやるの?ということを考えました。
前述の通り、今後に向けた技術検証が主な目的だったので、番組自体は「STAY HOME週間中」におうち時間を過ごす「大人の方向け」に「まったりゆるく見てもらえる」ものにしよう、という方針が決まりました。これは私が舞台役者の方などがやっているzoomを利用した配信にヒントを得て提案したものになります。私自身、何もない時間(かといって見たいテレビもない時)にただ人が話しているのを聞いているだけでも、かなり気分転換になった経験から”ゆるコンセプト”とすることにしました。

次に出演者への交渉です。
上記のコンセプトもあり、また初回は外部の方への出演交渉をしている時間もありませんでしたので、当財団の淺田正一郎常務理事に出演を依頼しました。内輪の話で恐縮ですが、淺田常務は人一倍最新ツールなどに詳しくまた理解も高いです。今回の企画は、淺田常務の後押しなしでは実現しませんでした。

slack投稿
実際に送ったSlackのスクリーンショット

淺田常務への依頼のほか、進行役・聞き役として職員へも出演を依頼し、番組の大枠が決まりました。番組制作にあたり、私が伝えたざっくりした案を、きちんと形にしてくださった先輩方には頭が上がりません。

また、プログラムの企画と並行し進めていたのが、どのツールを使うか、ということでした。
検討の結果、今回は出演者をGoToMeetingというウェブ会議システムでつなぎ、その映像と音声をFacebook Liveで配信する、ということになりました。
これを受けてすぐにシステム担当のSが配信のためのソフトを試したり、技術テスト放送をしたり、あれこれ試行錯誤してくれたお陰で、4月30日(木)の第1回目の配信にこぎつけたのでした。

第1回おうちでまったり
第1回配信の様子©JSF

第1回配信は急だったこともあり事前告知も出来ず、ほぼほぼ身内しか見ていなかったのですが、たまたまご視聴くださったご縁も重なり、第2回配信では国立天文台の阪本成一先生にご出演いただきました。

現在、阪本先生はチリ・サンティアゴに赴任中です。日本とチリの時差はなんと13時間。つまり、日本の20時となるとチリは朝7時。早朝にも関わらず快くご出演くださいました。
地球の裏側にいる人とつながることが出来るのもオンラインならではで、今後のコンテンツの可能性を感じました。

阪本先生にご出演いただいた第2回配信は、YouTubeにアーカイブを掲載していますので、ぜひご覧ください。

これら2回のトライアル配信を経て、ありがたいことにJSF Facebookページのフォロワーが増えました。当初、私たちも想定していなかったもので、YouTube LiveではなくFacebook Liveを使ったことによる思わぬ産物でした。ちなみに、5月11日時点でFacebook Liveの再生回数は665回でした。
このご縁を大切に、JSFでは今後も「宇宙と人をつなぐ」活動を進めていきたいと思います。

オンラインイベントやってみたい!でもどうすれば?

このブログをご覧いただいている方の中には、「元々リアルイベントを考えていたけどこのご時世だし今年はイベントを諦める」という方もいらっしゃるかと思います。
しかし、イベントを全くなしにしてしまうのではなく、オンラインでの開催を検討されてはいかがでしょうか。

オンラインイベントをやろう!となった場合、
・何を目的とするか
・対象は誰か
・いつやるか
などを決めて、それにあわせたコンテンツ作り、そして配信プラットフォーム選びをしていく必要があります。これはリアルイベント開催の場合も同じですね。
例えば、リアルタイムで質問コーナーをやりたければライブ配信、それよりも教材的に見てもらえる番組が作りたいのであれば動画公開、といった具合です。
また、ただ番組を配信するのではなく、例えば事前申し込み制にして申し込んだ方に工作キットを送付し、それを作って学ぶための中継番組を配信する、ということなども可能でしょう。
「おうちでまったり宇宙トーク」の阪本先生のように、遠隔地にいる方にもご出演をお願い出来るかも知れません。また、出演者だけでなく視聴者側も居住地を選ばずにつながることが出来るのがオンラインイベントの強みです。

JSFでは、従来通りのイベント等開催支援とあわせ、皆様が安全かつ安心な時を過ごせるようなオンラインイベント事業も推進していきたいと考えています。
今年、リアルでのイベントを考えていたけれど、大勢の人を集まることへのリスクが気になる、でも何かやりたい!という科学館や博物館・自治体・企業のご担当者様がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にお問合せください。宇宙や恐竜、科学×芸術など、ニーズにあわせた企画をご提案させていただきます。

榎 知子

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